トランス脂肪酸を多く含む食品として硬化油があげられます。ちょっと難しい話になりますが、硬化油とは、融点の低い不飽和脂肪酸を多く含む油脂に、水素の付加を行うことで、飽和脂肪酸にかえて、常温で固体にしたものをいいます。
代表的なものには、マーガリンやショートニング、また、スプレッドなどがあげられます。トランス脂肪酸の含まれている比率は、デンマークで2%以下など、一部の国によっては、規制されていますが、日本のマーガリン類には、脂質の8%程度のトランス脂肪酸が含まれているといわれています。
なお、ファーストフードの店では、揚げ物などには、ショートニングが使われている場合がありますが、加熱調理では、トランス脂肪酸が増加することはないようです。しかし、加熱による空気酸化で過酸化脂質が生成している可能性は否めません。
2007年現在では、米国のKFCやスターバックスなどの大手チェーンでも、トランス脂肪酸の少ない油脂への切替を始めているようです。日本国内では、セブンイレブンやデイリーヤマザキなど大手コンビニエンスストアチェーンがトランス脂肪酸低減に力を入れています。
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